使うとメイクの幅が広がって便利なリップライナー。
唇の形を整えたり、口紅のよれを防いでくれたり有能なアイテムですが、色選びが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
今回はリップメイクをより楽しくしてくれるアイテム、リップライナーの色選びのポイントを紹介していきます。
目次
色選びを失敗するとどうなるの?色選びの重要性
リップライナーは唇を縁取ることで輪郭を強調して、唇を立体的に見せてくれる効果があり、またペンシル状で細かい部分が描きやすくメイク持ちがいいのでなりたい印象に合わせて唇の形を変えるのに適しているとても便利なアイテムです。
しかし色選びを間違えてしまうと、狙った仕上がりにならない場合や、逆にリップメイクの魅力を半減してしまう場合があります。
色選びのポイントを押さえて、美しいリップメイクを目指しましょう。
普通リップライナーはメインで使う口紅と同系色を選びます。
口紅がレッドならレッドのリップライナーを選び、色にあまり差がない方が、仕上がりが自然で美しく見えます。
ここでレッドより明るいピンクなどを使ってしまうと、縁だけが明るくなりリップラインがよれた口紅や汚れのように見えてしまいます。
唇をピンクで塗りつぶした上から真ん中だけレッドを塗るなどでしたら、かわいいグラデーションリップになるのですが、ラインだけを明るく縁取ると不自然に仕上がってしまいますよね。
反対に縁を暗くするとどうでしょうか。
ローズ系のリップライナーに明るめのベージュを合わせてしまうと、縁が強調されすぎてこれも不自然なリップメイクに仕上がってしまいます。
口紅よりちょっとだけ暗めの色を選んで、立体感を強調するメイク方法もありますが、目で見て明らかな差があると違和感が強くなってしまいます。
自分に合うリップライナーの選び方
では自然で効果的なリップライナーを引くためには、どのような色を選んだらいいのでしょうか?
色の選び方は2つあります。
ひとつめはさきほど紹介したように口紅と同系色を選ぶ方法、もうひとつは自分の唇と似た色を選ぶ方法です。
順にどのリップライナーがどのような口紅と組み合わせるとより綺麗に仕上がるのか紹介していきます。
口紅と同系色のリップライナーを選ぶ場合
口紅と同系色のリップライナーは、はっきりと発色する口紅を使いたいときに使うのがおすすめです。
はっきりと発色する口紅はもとの唇の色を覆い隠しますよね。
そうするとお化粧感がでて、リップラインのがたつきなどが目立ってしまいます。
リップライナーを使うと唇のラインが引きやすく、がたつきやよれなどを防ぐことができるので、美しいリップメイクを作るのに役立ってくれます。
同系色を選ぶ場合、口紅より少しだけ濃い色を選ぶとより立体感のある仕上がりになります。
自分の唇と似た色のリップライナーを選ぶ
自分の唇と似た色のリップラーナーを選ぶ場合は、リップグロスやツヤ感のあるシアーな口紅など、もとの唇が透けるようなリップメイクをするときにおすすめです。
リップグロスやシアータイプの口紅は落ちやすく、気が付いたら色もツヤもなくなっていた、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
リップライナーは油分が少ないため密着力が高く落ちにくいという特徴があります。
そのため、色持ちがよくないリップアイテムと同系色のリップライナーを選んでしまうと、時間経過でリップラインだけが残ってしまっていた、という事態になりかねません。
リップライナーと色持ちがよくないリップアイテムを組み合わせる場合は、自分の唇と同系色のリップライナーを選ぶことで、このようなトラブルを防ぐことができます。
ナチュラルに使えるのが魅力のリップグロスやシアータイプの口紅ですが、唇がぼやけた印象になりがちですので、リップライナーをプラスすることでより魅力的な唇が作ることができます。
このときリップライナーは縁だけを描くのではなく少し内側にぼかすと、もとの唇を生かしながら立体感のある自然なリップメイクに仕上がります。
リップライナーを選ぶ上での注意点
リップライナー選びに失敗しないために、口紅と同系色のリップライナーを選ぶ場合は、口紅の色とかけ離れすぎないことが大事です。
同様に、唇と同系色を選ぶ場合は唇の色に合った色を選ぶことが大切です。
特にオーバーリップをしたときなどは、唇の色とラインの色が目に見えて違うと不自然なだけではなく汚れに見えてしまう場合があるので気を付けましょう。
またリップライナーはペンシルタイプ、やわらかめのクレヨンタイプとありますが、口紅と同系色を選ぶ場合は固めできちんと縁取れるペンシルタイプがおすすめです。
唇と同系色を選ぶ場合ではやわらかめで唇になじみやすいクレヨンタイプがおすすめです。
リップライナーは口紅の色持ちを良くするだけでなく、唇の形を整えながら立体感を与えて、唇を美しくより魅力的に見せてくれるアイテムです。
まとめ
リップメイクの仕上がりや色持ちが格段にアップするリップライナーを普段のメイクに取り入れると、メイクの楽しみの幅も広がりますよ。
自分の唇と同系色のリップライナーはひとつ持っているだけで、さまざまなリップアイテムと組み合わせられるので、最初の一本目はもとの唇と同系色のリップライナーがおすすめです。
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