リップティントの「内側だけ濃い」を防ぐ!キレイに塗るコツとは?

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リップティント 内側だけ濃い

今や欠かせないマストアイテム「リップティント」。

「ティント」には「染める」という意味があります。その名の通り唇を染めてくれるコスメなのです。
唇にがっちり色が付くので食事をしても落ちにくい「色持ちの良さ」が特徴です。

でもそんなリップティントの使い方で多い悩みが、唇の内側だけ濃い状態になってしまうというもの。

外側は色付きが薄いのに、内側だけ濃くなるなんて、メイクに失敗したみたいで恥ずかしいですよね・・。

今回は、なぜ内側だけ濃くなるのか?からキレイに塗るコツをご紹介します。







リップティントに多い3つの不満

リップティントを使っていて遭遇しやすいのが、こんな悩み。
塗ったときには何ともなかった濃淡の差に、多くの女性が困惑しているのです・・。

  • 時間が経つと唇の外側の色がはげてしまう
  • マットに塗ったのに、勝手にグラデーションになってしまう
  • 色が濃い、薄いの2層になってしまう

接客業の方は、多くのお客さんに目に付くし、恥ずかしい思いをしてしまうこともありますよね。
デート中はもっと最悪!メイクもろくにできない不潔な女だと思われてしまわないか心配です・・。

落ちづらいのが特徴なのに、彼氏とのデートでごはんを食べていたら「リップ、変じゃない?」なんて思われたくないですよね。

リップティントを思い通りに使いこなせない方は、私と一緒にコツを探っていきましょう!

唇の内側だけ濃くなる原因とは?

リップティントがどうして発色するのか知っていますか?唇の内側だけ濃くなる原因は、発色方法を知ると理解できます。

リップティントの色が乗る原理は、唇の水分と反応するから。

つまり、唇に含まれる水分の差によって発色にも差が生まれるんです。
すっぴんの唇を鏡で見てみてください。内側は粘膜に近いので、外側よりも潤いが感じられるでしょ?

これは、唇の内側は色が付きやすいけれど外側は、はじきやすい状態です。だから内側だけがくっきりと濃くなってしまうんです。

口紅のように唇全体に均一に塗っている場合は要注意!
正しい塗り方を覚えて、内側だけ濃くなる現象を防ぎましょう!

リップティントを塗る前の準備

リップティントを綺麗に塗るコツは、「塗り方」ではなく「塗る準備」にあります。

  • 綿棒を準備
  • 唇の保湿
  • 唇の色の調整

これら3つの準備段階について説明しますね。

あると便利!キレイに塗るための綿棒

メイクをキレイに仕上げるために綿棒を使っている人も多いのでは?
綿棒はリップティントを塗るときにも使えるのでぜひ活用したいですね。

特にリップティントは一度塗るとなかなか落ちないので、丁寧に細部までチェックしながら塗っていくことが大事です。
もし綿棒がなければ指でも仕上げることはできますが、初めての方は綿棒があればラクですよ。

ちなみに、元から筆のようになっているタイプは綿棒の必要なしです。

まずはリップクリームで保湿をしよう!

唇をキレイに染めるためには、塗る前の準備が大切です。意外と忘れ去られがちなのが唇の保湿です。

リップティントは唇に「塗る」のではなくて「染める」なので、ガサガサの唇に塗ってしまうと敏感な皮膚を傷めてしまう可能性があるんです。

唇を保湿して、少しでもダメージを減らせば、安心して使うことができますよ。

もちろんそれだけでなくムラになるのを防ぎ、キレイに仕上げることができます。

やり方も簡単なので、ぜひ覚えておいてくださいね!

  1. リップクリームを塗る
  2. そっとティッシュオフ
  3. 次の工程へ!

たったこれだけでOK。

これをするのとしないのとでは、仕上がりに大きな差が出ます。
リップクリームを塗ったままだと、油分が多くてうまく乗らないんです。

ちょっとしたことでかんたんに落ちてしまう原因になるので、必ずティッシュオフしましょう!

メイク前に化粧水や乳液で肌の保湿はしても、唇にまで気を配っている人は意外と少ないですよね。

私も今はリップクリームを塗ってからリップメイクをしていますが、昔は直で塗っていました‥。

コンシーラーで唇の色を調整しよう!

リップティントは素の唇の色によっても発色しにくい場合があります。
キレイに仕上げるのなら、コンシーラーで色を整えておくのがオススメ。

普段使っているコンシーラーでもO Kですが、リップ専用のコンシーラーなら保湿もできるのでとても便利ですよ。

やり方はとってもかんたん!

  1. 唇にコンシーラーを軽く乗せるだけ。

厚塗りせず「優しく」がポイントです。指でポンポンと優しくなじませていきます。

このように唇の色を抑えることで発色を良くできるんです。
なお、唇の色を活かしたい場合はコンシーラーを使う過程は省いてもO Kです。

「内側だけ濃くなる」を防ぐリップティントの塗り方

それでは、いよいよリップティントを塗っていきます。

リップティントは、塗り方によってグラデーションやマットな感じにもできますが、まずは基本的な塗り方を紹介します。

  1. 唇の輪郭を縁取ります。
    一度にたくさんつけるとムラになってしまうので、少しずつ付けていきましょう。
  2. 綿棒や指でなじませます。
    ポンポンとぼかしながら塗り拡げるのがコツです。

唇の外側からぼかしていくので「内側だけが濃くなっちゃった!」なんてトラブルを防ぐことができるんです。

リップティントのいろんな塗り方

リップティントの基本的な塗り方をマスターしたら、今度は他の塗り方も知りたくなりませんか?
ファッション雑誌に出ているモデルさんって、口元もキレイですよね。

とても血色がいい感じだったり、グラデーションが可愛かったりとあこがれてしまいます。
しかもグラデーションなんてとても自然な仕上がりで、唇の内側と外側の色がはっきり分かれるなんてこともありません。

自分には無理?いえいえ、そんなことはありません!ちゃんと手順を踏んで塗れば可愛く仕上がります。

グラデーションリップをキレイに作る塗り方

韓国メイクで人気のグラデーションリップは、リップティントを持っているなら一度は挑戦してみたいですよね。
ぜひ次の手順でトライしてみましょう。

  1. リップクリームで唇を保湿する
  2. コンシーラーで血色感を抑える
  3. 唇の「内側」に乗せる
  4. 綿棒などで外側に向けてポンポンと広げていく

これで完成です!とってもかんたんですね。
ポイントは「内側」に乗せること。

内側から外側に広げていくことで、内側だけ濃くなるようなことはなく、自然に仕上がります。

血色感あるリップの塗り方

「普通のグラデーションリップだと物足りない!」という方もいるかもしれません。
もう少し血色感のあるリップに仕上げたい場合は、色の違うリップティント2つを使ってみましょう。

テキスト

  1. リップクリームで唇を保湿する。
  2. コンシーラーで血色感を抑える。
  3. 色の濃いリップティントを唇の内側に塗る。
  4. 唇の縁に色の薄いリップティントを塗る。
  5. 綿棒で広げながらぼかす。

超簡単!キレイに塗る2つのポイント

リップティント 塗る

今回紹介した塗り方でリップティントをキレイに塗れるだけでなく、唇の内側だけ濃くなる現象を防ぐことができます。

でも、簡単な一手間を「2つ」加えるとさらにキレイに仕上げることができるんです。
それが「ティントを付け過ぎない」こと。

スパチュラに付いた余分なティントを落とす

容器からスパチュラを引き抜くと、先端にティントがたっぷりたまっていませんか?
そのティントを、容器の縁で軽く落としましょう。

これで唇に乗せたときにダマやムラになるのを防ぐこともできますよ。

唇にリップティントを乗せるときは点を意識する

唇の縁をティントでなぞったり乗せていくときに、ベタッと塗ると後でぼかすときに色ムラの原因になることがあります。

トントントン、とスパチュラを小刻み動かし、点が付くように意識してみましょう。

唇がキレイだと、可愛い自分の出来上がりです!テンションも上がって、デートも仕事も何でも楽しめそうですね!

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