唇が乾燥しても、通常であればターンオーバーが4日前後なのでそのタイミングで少しずつ唇の状態は改善されていくものです。
しかし、正しい乾燥対策をしていなければターンオーバーのタイミングがきても乾燥が治らなかったり、乾燥が慢性的になることもあります。
心当たりのある方は健康な唇の状態を保つ為にも、唇が乾燥した場合の正しい治し方について原因別に見ていきましょう。
目次
誰でも唇が乾燥しておかしくない5つの原因
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— emma (@kikuema) March 31, 2017
体調不良の時は唇が乾燥しやすいので気をつけて
風邪で寝込んだ時にふと気が付けば唇がガサガサになっていたという体験をされた方は多いかと思います。
これは風邪や体調不良などで水分が不足し、通常時よりも唇が乾燥しやすい状態になってしまうことが主な原因です。
その為、本来であれば体調が回復するにつれて次第に唇の乾燥も治ってきます。
できるだけ早く唇の乾燥を治したいという時は、治りかけの時にこそ不足していた水分や栄養を積極的に摂取することを心がけていきたいですね。
緊張しやすい人ほど唇が乾燥する!
実は緊張しやすい人ほど唇の乾燥を招く可能性があることをご存知でしょうか?
何故かというと、緊張により口内の水分がなくなり乾燥が気になって唇を舐めてしまう方や唇を舐めることで落ち着きを取り戻すという心理要素が働く方がいる為だと言われています。
勿論、中には食後に唇を舐めてしまう癖があるなど、他の理由を持つ方もいるかと思います。
それぞれ理由はあれど唇を舐めることは乾燥を招く為、できれば改善していきたいものです。
唇を舐める癖がある方は、自分がいつ、どういう時に唇を舐めているのか原因と向き合ってみましょう。
唇の乾燥対策は冬だけだと思ったら大間違い
日本は他の国と比べて比較的湿度も高い国ですが、それでも冬場は湿度が他の季節より低くなるので乾燥対策が必要となります。
その為、この時期は手や体だけでなく唇の保湿ケアを念入りにされる方も多くなる季節です。
ですが、昨今ではエアコンの使用により夏場も唇の保湿ケアが必要になってきたという声もあります。
自宅ならばエアコンの調整もできますが、電車やオフィス内では中々そうもいきません。
夏も、冬と同様に油断せず、季節に応じた保湿ケアをしていきましょう。
目に見えないダメージを与える紫外線が乾燥の原因に
もう一つ夏場に唇の保湿ケアが必要な理由として、紫外線量が一番多い時期にあたるということもあります。
唇は皮膚の中でもデリケートな部位である為、紫外線を直に浴びることで目に見えないダメージが蓄積されて乾燥の原因となることがあります。
その為、UVカットのリップケアも併用しつつ唇の保湿ケアをしていく必要があるのです。
ただしUVカットのリップクリームは日焼け止めと同じようにしっかりメイクオフしないといけない商品もあります。
メイクオフせずに通常のリップクリームと同様の使い方をすることで、却って唇が荒れる可能性もあるので正しい使用方法で唇のケアをしていきましょう。
中々治らない唇の乾燥は口唇炎の可能性もある
季節に応じた紫外線ケアもしているし、唇を舐める癖もないのに乾燥が中々治らないという方は「口唇炎」になっている可能性もあります。
口唇炎の原因は様々なものが考えられるので、自己判断で治療することで却って悪化を招く恐れもあります。
そして、口唇炎は悪化するとヘルペスようなできものや腫れなどを引き起こす可能性もあるので、唇の乾燥が中々治らない場合は皮膚科での診療を受けることをおすすめします。
唇のかさつきは原因に合わせて対処しよう
https://twitter.com/bellringss/status/878578532510613504
唇の乾燥を改善する為に摂取したい様々なビタミン
風邪などの体調不良による唇の乾燥対策は、適度な水分の補給と栄養の摂取が必要となることをご紹介しましたが、中でもターンオーバーを促したり、皮膚や粘膜を作るのにビタミンB群は欠かせません。
通年を通して販売されているもので言うと納豆やレバーなどの食品が豊富です。
ビタミンB2に関しては煮ることで、減ってしまうことも考えるとこれらの食品はとてもおすすめです。
また、ビタミンB群以外にもビタミンCも健康な皮膚を保つのに必要な成分の一つですから、こちらも果物や野菜で摂取したいですね。
ビタミンCについては過剰なストレスによって消費されていく傾向があるので、先ほどご紹介した緊張しやすい方もできるだけ摂取をおすすめしたいビタミンでもあります。
唇を舐める癖は徐々に治していこう
緊張しやすい方に限って言えば、緊張により口内の水分がなくなることが唇を舐める行動に繋がるという説もあるのでこまめな水分補給を意識してみてはいかがでしょうか。
うっかり唇を舐めそうになってしまったら、水分を口に含む癖にシフトチェンジしていき、ゆくゆくはリップクリームを塗るように変えていけると良いかもしれません。
すぐに治すことはできなくとも、治していこうというその気持ちが唇の乾燥を改善していく為の最初の第一歩となります。
乾燥が気になる季節こそ特別なリップケアを
乾燥が気になる季節は通常のリップケアだけでなく、唇を健康に保つ為の栄養が豊富な食品を摂取することや直に唇に栄養を与えることも意識していくと良いですね。
そこでおすすめなのがリップパックですが、様々な香りが楽しめる市販品も良いですし、自宅にある蜂蜜やオリーブオイルを使ったリップパックもおすすめです。
蜂蜜ないしはオリーブオイルを唇に塗り、ラップをして5分から10分ほど置くだけで保湿効果によりぷるっとした唇になります。
自宅で簡単にできるうえ、コスパも良いので乾燥が気になる季節だけと言わず一年中やりたいリップケアですね。
紫外線による乾燥も場合によっては皮膚科へ
紫外線によって唇が乾燥してしまった場合ですが、荒れがひどい場合は皮膚科で処方してもらうことをおすすめします。
その理由ですが、UVカットのリップクリームはあくまで紫外線による日焼けを予防する為のものであり、日焼けによる乾燥を治すものではないからです。
その状態でUVカットのリップクリームを塗っても却って症状を悪化させてしまう可能性も否めません。
正しい治し方としては皮膚科での診察を受けて、適切な治療をすることが完治までの一番の近道と言えます。
日焼けもあくまで火傷の一つであることを忘れずに、唇の乾燥も甘く見ないようにしましょう。
口唇炎の疑いがある場合は早めに医療機関で診察を
口唇炎に関しても皮膚科で診察を受けることで、唇が乾燥していた原因が意外なものだったと解るケースもあります。
例えば中にはアレルギーによるものもあれば、普段から使用しているコスメが原因であったり、今まで問題なく使用していた筈の日用品が思わぬところで唇に影響を及ぼす可能性もあるほどです。
慢性的に唇の乾燥に悩まされるという方や中々症状が治らないという場合は、早めに皮膚科での診療を受けてしっかり治療をしましょう。
まとめ
唇の乾燥というとターンオーバーが早いこともあり、人によってはあまり危機感を持たない方もいるかもしれません。
しかし、中には口唇炎という症状であったり、栄養が不足しているサインだったりと唇の乾燥は私達にとって異常を知らせるサインの一つなのです。
本当に綺麗な唇はメイクをする前の土台があってこそできるものですから、唇の乾燥があらわれた場合はしっかり対処しておきましょう。
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