ニキビや唇のひび割れなど色々な肌トラブルにオロナインが役立つということで、ネットで話題となっている色々なオロナインの使用方法についても調べてみました。
正しい使い方をすればオロナインはとっても便利な医薬品なので是非参考になればと思います。
目次
オロナインってどんな時に使うものなの?
スキンケア用品
オロナイン買ってみた。
良くなるタイプと逆に悪化するタイプのニキビがあるらしいからとりあえず試し💭 pic.twitter.com/dijfngkpP6— にきびまん (@skincare___821) 2017年10月5日
ニキビや手荒れなど、色々な場面で使えます!
化膿した赤ニキビにオロナインを使うという方はかなり多いですよね。
オロナインには抗菌作用がある成分が一部配合されていることで、症状が軽度であれば効果が期待できると言われいます。
また、オリブ油(オリーブオイル)やグリセリンといった保湿成分も配合されているので乾燥した手の保護にも使用することができます。
その他にも公式HPでは軽度の火傷をした時の応急処置として、患部を保護する際に塗ることも可能だと紹介しているので一家に一つあるととても便利な軟膏なのです。
また赤ちゃんから大人まで幅広い年齢で使用することができるという点や持ち運びに便利な小型のチューブタイプや家族全員で使いやすい大容量のものも展開されている点も人気の理由の一つです。
ネットで話題のオロナインの使い方は安全?
オロナインを使ってメイクオフができちゃう?
ハンドクリームなど油分が配合されているものは、この油分がメイクと馴染みメイクオフができるということでオリーブオイルが配合されているオロナインも例に漏れずメイクオフに使えるという説があります。
結果から言えば、確かに簡単なメイク(アイシャドウなど)であればオフできると言えますが実はこの使用方法はNGです。
何故かというと公式HPでもオロナインが目に入った場合はすぐに水などで洗い流す旨を記載しているうえ、症状によっては医療機関の診察をすることも明記しています。
その為、オロナインを使用してメイクオフをすることはあまりにもおすすめできない使用法なのです。
ネットで話題になっていることで、誰もがやっているという安心から試す方もいるかもしれませんが、正しい使用方法を心がけなければ却ってトラブルを起こしてしまうことがあるので気をつけたいですね。
血が滲む唇のひび割れにオロナインでのケアは可能?
確かにオロナインは肌のひび割れにも使えるということは公式HPでも明記されているので、唇のひび割れにも使えるという印象を持ちます。
実際、それで唇のひび割れに効果があったという方もいるようですが、気になるのがオロナインにはワセリンが配合されているという点です。
ワセリンには白いタイプと黄色いタイプと二種類あり、今でこそ改善されているものの後者の黄色いタイプは長時間紫外線に当たることによってシミの原因になると言われていました。
その為、現在でも皮膚科などでワセリンを処方する場合はそういったデメリットの少ない白いタイプのワセリンがほとんどです。
オロナインの公式HPでは、どちらのワセリンを配合しているのか、また唇のひび割れにも使用して良いのかまでは明記されていないので不安がある場合この使用方法については控えた方が良いのかもしれませんね。
オロナインで毛穴の角栓がどっさり取れるという説も!
洗顔後にオロナインで10分ほどパックをして、お湯ですすいだ後に毛穴パックをすると何もしない時と比べて角栓がどっさり取れるという使用方法も注目されています。
毛穴レスの肌は女性の誰もが憧れますから、家にオロナインがあれば一度は試してみたくなる気持ちがよく解ります。
しかし、何故オロナインパックが角栓を取ることに役立つのでしょうか?
一説では配合されているオリーブオイルが毛穴の掃除に効果があるのではないかという考えもあるようです。
確かにオイルマッサージで毛穴の角栓が取れたりするので信憑性を感じますが、そう考えるとオロナインでなくとも普通にオリーブオイルなどでオイルマッサージをすれば良いような気もしますね。
オロナインは汗の臭い予防に効果あり?
オロナインをワキに塗ることで汗の臭い予防に役立つという情報もあるようです。
これはオロナインに配合されているクロルヘキシジングルコン酸塩液という殺菌成分がワキで悪臭の元になる菌に対しても効果があるからではと言われています。
実際にいくつかのデオドラント製品の成分をチェックしてみたのですが、ドラッグストアでよく見かけるようなメジャーなデオドラント成分で同じ成分が配合されているものはほぼありませんでした。
その為、効果によっては個人差がかなり考えられます。
元々、オロナイン自体が軟膏なのでデオドラントとして使うにはテクスチャが不向きという点もあります。
汗の臭い予防やメイクオフといった本来の用途から外れた使い方に関しては、やはり適切なものを使うべきだという結論になりますね。
オロナインはどんな唇のトラブルでも使うことができるの?
口角炎の状態によっては効果が期待できることも
ご紹介した様々なオロナインの使用方法の中で、気になったのが「オロナインを唇のひび割れに使う」という方法です。
唇に関してはひび割れだけでなく、口角炎や口唇ヘルペスといったトラブルなどもよく耳にするので実際にそういった場合にもオロナインは使用できるのかも調べてみました。
例えば口角炎というと、唇の端が乾燥などで切れてしまいその傷が中々治らないといった症状に悩まされます。
中には乾燥以外に雑菌が原因で傷が中々治らないという場合もあるようです。
オロナインには前述でご紹介したような殺菌成分や保湿成分も入っていますから、何もしないよりは良いかもしれません。
ただし、ただれているような症状まで進行した場合などはオロナインでカバーできない可能性が高く、公式HPでも医療機関の診察を推奨しています。
問題ないと自己判断して使い続けてしまうと却って悪化してしまう可能性もあるのでその点は注意が必要です。
口唇ヘルペスにオロナイン使用はNG
実は口唇ヘルペスに関してはオロナインの使用はNGと言われています。
使用用途の広いオロナインではありますが、湿疹に関してはオロナインを使用してはいけない症状の一つなのです。
もう一つの理由としてオロナインに配合されているのはあくまで殺菌成分であって、ウイルスが原因である口唇ヘルペスに関しては効果が発揮できないという面もあります。
その為、口唇ヘルペスの症状である可能性がある場合はオロナインを使った応急処置はせずにすぐに医療機関で診察を受けるようにしましょう。
火傷に使えるオロナインは唇の日焼けにも効果がある?
唇は皮膚の中でもデリケートな部位である為、日焼けをしてしまうこともやはりあります。
そこで軽度の火傷に使用できるオロナインは、唇の日焼けに対しても効果があるのかが気になるところです。
やはり、患部の保護という意味合いではオロナインは使用できるかと思いますがここで気になるのがワセリンの配合です。
ワセリンの種類によっては紫外線がシミの原因となる可能性もある為、通常よりも繊細な状態となっている唇に塗ることは控えた方が無難かもしれません。
ただし紫外線に当たらないようにできるのであれば、デメリットなく唇のケアにも使用はできます。
日が落ちてから夜にオロナインを使うという方法であれば問題なく使用できそうですね。
まとめ
オロナインは使い方さえ気をつければ、唇のケアからニキビなどの肌トラブルなど様々な用途で役立ってくれます。
ネットで話題になっているからということで安易の試さず、必ず情報を確かめて使うことを心がけるようにしましょう。