口紅

マスクは唇美人の敵!マスクに付いた口紅をキレイに落とす方法と荒れ対策

マスクライフが新しい常識となった昨今では、マスクについた口紅が取れないというトラブルが増えています。

今回は、マスクについた口紅の落とし方と、マスクライフならではの「唇の荒れ」について紹介します。

  • マスクに付いた口紅の落とし方
  • マスクに口紅がつかないようにする方法
  • マスクならではの唇荒れ対策

マスクに付いた口紅の落とし方

リップメイクで普段通り口紅を使い、マスクを着用して一日を過ごしていたら、マスクに口紅がついてしまって色が落ちなくなってしまった、というトラブルを経験した人も多いのではないでしょうか。

多くのマスクは手洗いを推奨しており、手洗いでは口紅の汚れが取れないこも多いです。
マスクについた口紅の落とし方には、いくつかの方法があります。

軽い汚れは中性洗剤で落とす

軽い汚れなら、一般的な洗濯洗剤や中性洗剤を使えば落ちます。

  1. マスクが入る容器に洗剤と水を入れる
  2. 容器にマスクを10~20分ほど浸け置きする
  3. 時間が経ったら押し洗いする
  4. 水道水でしっかりマスクをすすぐ(洗剤が残っていると肌荒れの原因になるのでしっかり落とすこと)
  5. マスクの水気を軽く切り日陰で乾かす

しっかり色がついてしまった場合や濃い色の口紅なら、1時間から2時間程度つけおきしておくと良いかも。

この方法は時間が掛かるので、マスク全体が汚れたら、中性洗剤を使って落とすと良いかも。

メイククレンジングを使う

洗剤を使った方法は、時間がかかるので、口紅のような部分的な汚れにはメイククレンジングを使います。
口紅の汚れがついている部分にメイククレンジングを付けて、軽く指でオフしてあげると汚れをお落とすことができます。

  1. 汚れが気になる部分にメイククレンジングをつける
  2. 指を使って軽くメイクをオフする

メイククレンジングなので、ファンデーションなどメイクの汚れ全般を落とすことができますよ。
部分的な口紅の汚れには、メイククレンジングを使うと良いですね。

マスクにリップがつかない方法・対策

毎回口紅がついて、そのたびに洗わないといけないとなると、なかなか面倒ですよね。
何度も洗っていてはマスクの寿命も短くなってしまいます。

そこで、マスクに口紅やグロスがつきにくい方法を紹介します。

色落ちしにくい口紅やティントを使う

口紅よりはティントやリップライナーの方が色落ちしにくいです。
マスクに色が付着してしまうのをある程度防ぐことができます。

最近では、色落ちしにくい口紅もあるので、一度使ってみると良いかも?

リップライナーやリップペンシルだけでリップメイクする

リップライナーやペンシルは、口紅よりも油分が少なく、マスクへもつきにくいというメリットがあります。
リップラインをライナーやペンシルで書いたら、内側も塗りつぶしてしまいましょう。

マスク着用ではリップライナーが大活躍

公共の場ではマスクを着用するのが新しいマナーとなった昨今では、マスクの下にするリップメイクとして、リップライナーの人気が急上昇しています。
口紅のようにべた付かず、色落ちもしにくくく、油分も少なめなのでマスクに色がついてしまう心配がないんです。

リップライナーを使って、唇の内側を塗りつぶせば、血色がよい唇に見せることができます。

コロナ禍のマスクライフでは、きっと大活躍してくれるはずですよ。

マスク着用を前提としたリップライナーの選びのポイント3つ

リップライナーを選ぶ際には、いくつかのポイントを抑えた商品選びをしましょう。

  • 落ちにくいこと
  • 発色・色持ちが良いこと
  • 乾燥対策できること

1つ目は、落ちにくいことです。
リップライナーは全般的に口紅よりも落ちにくいという共通の特徴がありますが、その中でもウォータープルーフタイプを選ぶと、マスク内の湿気でも色落ちしにくく、マスクを外した時の口元にも自信が持てます。

2つ目のポイントは、発色と色持ちが良いことです。

マスクを外した時に、発色が良くないリップライナーでは、顔色が悪く見えてしまいます。そのため、できるだけ明るい発色で、その明るさが長く持続できる優秀なリップライナーを選ぶことをおすすめします。

3つ目のポイントは、乾燥対策ができるかどうかという点です。

ライナーの中には、保湿成分が配合されている商品もたくさんあります。そうしたライナーを選べば、マスク内で唇が乾燥しづらくなり、マスクを外した時にダマやカスが見えて最悪な事態になってしまうことを防げます。

普段から唇の保湿ケアを丁寧に行う

唇が乾燥していると、口紅のノリが悪くなり、マスクに色が移りやすくなります。
しかも、皮がむけたり様々なトラブルも引き起こします。

唇のケアは全くしていないという方は、普段から保湿ケアをして、習慣化しておきましょう。

唇美人はリップケアに余念がないから美人なんですよ!

マスク中に口紅をつけると唇が荒れる理由と対策

自宅以外では、どこでもずっとマスクを着用するというライフスタイルが確立されてから、マスクの下で唇が荒れて仕方ないというトラブルで悩む人が多くなりました。

マスクすると唇が荒れる理由

マスクをしていると、内側は口や鼻で呼吸する際の水分で潤うので、肌が乾燥するということはありません。
しかし、普段からリップケアしていない方は、マスクを外した時の乾燥に唇が耐えられずに荒れるというトラブルが起こりやすくなります。

しかも口紅にはいろんな成分が含まれているので、それが原因で唇が荒れてしまうこともあります。
口紅の悪い成分がマスクで敏感になった唇を刺激してしまうんです。

対策1リップライナーに変えてみる

口紅を付けて唇が荒れるなら、口紅はやめておきましょう。
ただ、マスクを外す機会が多くて、付けないわけにはいかない方も多いはず。

そこで、油分が少ないリップライナーを代用するという方法があります。

口紅よりも落ちにくく、マスクにも色が移りにくいですし、発色が長持ちするという点も、口紅よりライナーの方が優秀です。それにライナーなら、唇が荒れる心配もないので、毎日の普段使いにもおすすめですね。

どうしても口紅が必要という人は、マスクを外してから口紅を付けるという新しい習慣を確立するのもアリかも。

対策2マスクをつける時間が長いならリップや口紅を付けないのもあり

マスクライフというニューノーマルが確立された昨今においては、これまでならマスクをしなかった場所でも、マスクを外さないというマナーが多くなっています。ライフスタイルや職場環境によっては、家を出る時にマスクをしたら、帰宅するまで外さないという人もたくさんいます。

マスクを取ることがなければ、あえて他人から見えない唇にわざわざ口紅を付ける必要はありません。

会社勤務の約半数は、マスク着用が始まってからは保湿ケア用のリップはしても、口紅のようなメイク系リップしないという人が増えています。
グロスやティントなど艶系リップしない人も増えていて、この傾向は今後も続くことが予想されています。

マスク時間が長いなら、口紅をつけないという選択もありですね。

まとめ

いまやファッションの一つとなりつつあるマスクですが、お気に入りのマスクが口紅で汚れてしまうとげんなりしてしまいますよね。
マスクを清潔に保つためにも正しい洗い方や汚れ対策をチェックしておくことが大切ですよ。

また、あえてリップをしない毎日を送っていても、どんなタイミングで口紅が必要となるか分かりません。
時間がある時にはリップメイクの研究をしたり、どのメイクとどのリップが合うかは、リサーチしておくのと良いかもしれませんね!

口紅がダマになる原因は?ダマを防ぐたった3つの解決策!

口紅 ダマになる

口紅を付けると塗った直後はなめらかなのに、少し時間が経つとダマになっていた、なんて悲劇を経験したことはありますよね。
特に色が薄い口紅やグロスを付けた時ほど、ダマが目立って気分は最悪になってしまいますよね。

今回は口紅が玉になってしまう原因と解決方法について解説していきます。

口紅がダマになるのはなぜ?

口紅がダマになるのは、決して珍しいことではありません。

原因はいくつかありますが、唇が乾燥していて口紅やグロスのノリが良くなかったり、唇の表面に下地としてファンデーションを塗っていたりすると、ダマになりやすいです。

あとは唇の皮が乾燥してもダマになりやすいですね。

そして、口紅が自分に合っていない時にも、ダマになりやすいです。
商品によって自分の唇と相性が良いももあればイマイチなもあります。

唇を保湿してもダマになるとか、特定の口紅を使うとダマになる時は、別の口紅を使うのが良いかもしれません。

ティントリップを失敗するとダマになることがある

ティントリップは、唇自身が持っている水分量やPhを活用して唇の色を染めるという特徴があります。一般的な口紅よりも取り扱いが難しく、毎日練習しているけれど上手に塗れないという人は多いですよね。ダマになってしまったり、ティッシュオフするとティッシュの成分が唇についてしまう、なんて悲劇も起こりやすいものです。それに、ティントは一度塗ると落ちにくく、メイク直しをしても修正しづらい傾向がありますよね。

ティントリップには、口紅のような固形タイプもあれば、リキッドタイプ、そしてマットタイプなどいくつかの種類があります。しかし、どのタイプでも同じ使い方というわけではありません。固形タイプとリキッドタイプは、ティッシュオフしないタイプです。そのため、口紅やマットタイプティントとは使い方が異なります。

ティッシュオフしないティントを使う際には、コツを知っておきましょう。まず、塗った直後にティッシュオフしないだけでなく、できるだけダマやヨレが起こるのを防ぐために、唇を擦り合わせるのも控えたほうが良いでしょう。また、たっぷりとティントを塗ると寄れやすくなってしまうので、少量を下唇につけたら、指で上唇にまで広げてあげるという使い方の方が、薄づきで長持ちしてくれますね。ティッシュオフしないタイプは、少量を薄くつけるのが鉄則です。

口紅ダマになるのを防ぐ方法

口紅がダマになるのを防ぐ!

  • 唇を保湿する
  • 残った口紅をしっかり洗い流す
  • ティッシュオフでダマを防ぐ

ダマになるのを防ぐには、保湿・洗浄・ティッシュオフが大事です。
それぞれチェックしていきましょう。

唇を保湿してダマになるのを防ぐ

対策方法として、唇の乾燥が原因でダマになる場合は、口紅を塗る前にたっぷりと保湿ケアをしてあると良いですよ。

クレンジングでダマになるのを防ぐ

また、メイクを使った日の終わりにしっかりクレンジング剤を使って口紅も落としてあげるのも大事です。

唇の表面には細かいシワが入っていて、ファンデーションや口紅の成分がシワの中に溜まりやすいものです。
こうしたメイク汚れ成分が蓄積すると、唇をさらに乾燥させてしまうんです。

口紅のティッシュオフでダマになるのを防ぐ

ティッシュオフとは、口紅を塗った後に、唇に軽くティッシュを挟んで、余分な口紅を取り除くことです。

過剰な口紅が唇に残っていると、ダマになったりよれたりしてしまいます。
そこで、ティッシュオフで唇についている余分な口紅を落とすことで、ダマになるのを防げます。

口紅はたっぷり塗るのではなく、できるだけ唇の上に残さないようにしましょう。

また、ティッシュオフすることで口紅のベタツキ感を軽減する効果もあります。

唇を塗った直後にはどうしてもベタベタしますよね。ティッシュオフすることで、余分な口紅を取り除けてベタツキがなくなります。

しかも口紅の持ちをよくするという効果もあります。
口紅を塗った直後に軽くティッシュオフするという作業を、2回~3回繰り返すだけで口紅の持ちがとても良くなります。

ティッシュオフのやり方

リップや口紅を塗っても、すぐに落ちてしまうとか、塗った直後のベタベタする感じが嫌だという人は多いですよね。実はリップメイクを長持ちさせるためには、口紅を塗った直後にティッシュオフという一手間を加えるのがおすすめです。

 

口紅を塗った直後にティッシュオフをしていてもリップメイクの持ちがイマイチ、という時には、やり方が間違っているのかもしれません。正しいやり方をマスターすれば、明日からのリップメイクがグンと長持ちしてくれます。

 

リップメイクのティッシュオフでは、リップメイク用のティッシュもしくは油とり紙を使うのがおすすめです。市販されている一般的なティッシュペーパーでは、過剰な油成分をしっかりとれなかったり、ティッシュ表面の成分が唇に付着するなど、使い勝手があまり良くありません。

 

ティッシュオフの正しいやり方は、まずリップを塗ったらティッシュを唇ぐらいの大きさにたたみ、両手で軽く唇の表面を抑えてあげましょう。この作業をすることで、過剰な油分を取り除くとともに、リップの密着度が高まります。その上で、2回目のリップを塗ってくださいね。

 

2回目の後にも、ティッシュオフをします。この時には、上唇と下唇とでティッシュを挟み込むように加え、唇の内側に付着している油分を取り除いてください。こうすることで、時間の経過とともにダマになったり、白いカスが出ることを予防できます。

口紅を使うと白いカスが出るのはなぜ?

口紅を塗ってしばらく時間が経つと、口角あたりに白いカスが出ていて恥ずかしい思いをしたことないですか?

実はこの白いカスが出る原因は、ハッキリとは分かっていません。

いくつかの説があり、唇が乾燥することでカスが出るという説もあれば、かみ合わせが悪くて口内のものが外に出て白いカスになるという説があります。そこに口紅を塗ると、口紅色のカスとなって目立ってしまうわけですね。

カスが出るのは、長時間水分を補給しなかった時や、唇が乾燥している時が多いです。

白カスが出るのを防ぐ方法

対策としては、できるだけこまめに水分補給をして唇を潤わせたり、唇の保湿ケアを丁寧に行うのが効果的です。

また、口紅やグロスなどを口角や唇の内側にまで丁寧に塗るとカスが出やすくなります。唇のラインギリギリのところは、リップペンシルなどでカバーして、口紅はできるだけ内側だけにとどめておくことで、カスが出るのを抑えられます。

普段の生活習慣もまた、カスが出る原因になることがあります。

例えば、口をポカンを開けっぱなしにする癖があったり、おしゃべりが大好きで唇が乾燥することが多い人等は、唇が乾燥しやすいですよね。
これまでよりも頻繁な保湿ケアをすることで、カスが出にくくなるでしょう。

まとめ

口紅がダマになる原因は、唇の乾燥やクレンジング不足、余分な口紅です。

日頃から唇のコンディションを保ち、口紅を使った日はしっかり洗い落とすのが大切です。

また、色を強く出したくても口紅をたくさん塗るのもNGです。
余分な口紅はティッシュオフで取り除きましょう。

色を強く出したい場合は、ティッシュオフしたあとにもう一度口紅を塗るようにします。

気づいたら口紅ダマになっていて嫌な思いをする方も多いですよね。
しっかり対策して口紅のダマを防ぎ、今以上にリップメイクを楽しんじゃいましょう!

口紅の成分チェックしてる?安全な口紅を選ぶ為のポイントを紹介します

口紅の成分

口紅を購入する時のポイントとして色味を重視する方は多いですが、一番重要視しないといけないのは配合している成分だと言われています。
とはいえ、成分も何十種類と表記されている為、どの成分が注意すべきものなのか解らないという声もあるようです。
そこで今回は、最低限これだけは注意をしたいという成分をピックアップしてまとめてみました。







これだけは知っておきたい注意すべき口紅の成分

鮮やかな色味の口紅こそチェックが必要な色素

口紅の成分をチェックする際、色味を出す為にどのような成分が配合されているのか色素をチェックする女性は多いと言われています。
色味を出す為の色素は大きく分けて二種類あり、天然成分のものと科学合成したものがあり、問題視されているのは科学合成したものです。

例えば、口紅のパッケージを見た時に「赤201」「橙201」などこのような色と数字の組み合わせの表記はタール色素と呼ばれる科学合成された色素です。
口紅は日本でいうと平安時代から使用されちる化粧品ですが、その頃は勿論こういった科学合成成分は使われず天然成分のものが使われてきました。

それが科学が発展すると共に、科学合成された色素の方様々な発色の口紅を開発したり、コストの面でも費用を抑えられることなどから取り入れられることが多くなってきたのです。
しかし、近年ではその色素が人体にもたらすデメリットについて問題提起がされ、古き良き時代の天然成分の色素について注目している方が増えつつあります。

実は口紅によっては金属成分が配合されていることも

色素については、前述の人工着色料以外にも金属も使用されることがあります。
例えば口紅でいうなら鉛(なまり)がその代表格です。
何故、化粧品に金属成分である鉛を配合する必要があるのか、疑問に思いますよね。

実は鉛を配合することで口紅の色味に変化を出したり、独特な色味を表現することができる為、鉛が配合されている口紅は案外多いのです。
しかしながら、鉛が配合されているということはその金属成分が飲食の際に体内に入ってしまう可能性が高いと言えます。

体内に入るとしてもとても微量なものだから問題ないと考える方もいるかもしれません。
しかし、私達は魚介類が含んだ鉛を口にしたりすることも考えると年間で考えた時に思っている以上の鉛を体内に取り入れてしまっている可能性もあるのです。
そのほんの僅かな鉛の量が、中毒を起こす可能性があるということを忘れてはいけないのです

疑問視されている防腐剤の必要性

また、着色料だけでなく品質保持の為に配合されている筈の防腐剤や酸化防止剤についても、問題視する声が近年は増えてきました。
例えば、オーガニック成分でのみ作った口紅でも、その使用期限は2~3ヶ月とそれなりにあるものですが、それなのに敢えて科学合成成分である防腐剤や酸化防止剤を配合する必要があるのか、という声もその一例です。

確かにそう言われると首を傾げる内容ですね。
少なくとも3ヶ月もあれば新しい口紅の展開が始まり買い換えるタイミングに差し掛かることもありますし、衛生的な観点からも安心な気がします。

防腐剤や酸化防止剤を配合した口紅の場合は未開封であれば約3年、開封済みの場合であれば約半年が消費期限の目安だと言われていますが、体内に科学物質を取り入れるデメリットをもってしてそこまでの期間を設ける必要があるのかと言われると考えものです。”

ほとんどの口紅で配合している香料についても賛否両論

その他では香料についても本当に配合する必要があるのか疑問視されています。
確かに甘い香りやフローラルな香りなどの良い匂いがする口紅やリップクリームは、使っていて悪い気はしないので香料配合のものが選ばれるかとは思います。

しかし、その香料は口紅独特の匂いをごまかす為に配合されている場合もあれば、あえて無香料をプッシュする為に匂いを打ち消す香料が配合されている場合もあるのだそうです。
香料には天然成分のものもあるので、一概には全てが危険性をもっているとは言えませんが中には科学合成された香料もあることはしっかり覚えておきたいですね。

タール色素や香料が入っていることで懸念されるデメリットとは?

タール色素は口唇炎や紫外線への過敏反応を起こす可能性もある

それでは、前述でご紹介した成分が含まれていることによりどんなデメリットが考えられるのかについて具体的に見ていきましょう。
まずはほとんどの口紅で使用されている「タール色素」ですが、発がん性の危険性が提唱されたことにより日本でも厳しく安全性の追求が成され、現在使用されている色素については安全な成分を用いていると言われています。

ただし、上記はあくまで日本の基準であり、海外のでは2008年にタール色素の種類によっては注意力の低下を及ぼす可能性について発表されるなど日本よりもタール色素については危険視している事実もあります。
また、それ以外にもアレルギー性の口唇炎、紫外線の過敏反応なども影響しているとも言われているのです。

天然成分の色素にも危険性が全くないとは言えませんが、少なくとも日頃から飲食で様々な科学着色料を取り入れていることを考えると少しでもその機会を減らす必要はあると言えますね。

口紅に配合されている鉛は鉛中毒のきっかけでもある

鉛が体内に入り蓄積されると鉛中毒になる可能性について前述でも触れましたが、この鉛中毒になると貧血の症状以外に神経に影響を及ぼす危険性があります。
また、妊娠中の方が鉛中毒となった場合はお腹の赤ちゃんにも何らかの影響を及ぼす可能性もあるのです。

鉛が配合された口紅を使うから必ずしも鉛中毒になるとは限りません。
しかし、鉛中毒となるきっかけとはなっていますし、人体にとって悪い影響を及ぼす成分ということを考えるとやはり鉛が入っていない口紅を選ぶ方が安心ですね。

防腐剤や酸化防止剤によりアレルギー症状を起こした事例もある

防腐剤や酸化防止剤が及ぼすデメリットですが、例えば防腐剤で言うならば「メチルパラベン」というパラベン系の防腐剤はアレルギー反応を起こす方が稀にいるという報告があります。
その為、口紅を塗ったら唇の皮が剥けやすくなるなど異常を感じた場合は、上記のアレルギー症状が起こった可能性も考えられます。

そして、酸化防止剤には色々な種類があるのですが、例えば肌が敏感な方は「BHA(ブチルヒドロキシアニソール)」という成分でアレルギー反応を起こす方がいるというケースがありました。
昨今の口紅では防腐剤や酸化防止剤を配合している商品は多いものですが、肌が敏感な方はできるだけそういった成分が配合されていない口紅を適切な期限で使うのが安全と言えます。

香料でもアレルギー症状を起こす可能性は否定できない

化学合成された成分は総じてアレルギー反応を起こす可能性があり、香料でも同じくアレルギー症状を起こしてしまうケースがあると言われています。
その為、その香料が天然成分由来のものか化学合成されたものなのかはしっかり確認しておきたいものです。

また、アレルギー反応で厄介なのがパッチテストをした時は問題がなかったとしても、体調が崩れた時や紫外線を長時間浴びるなどいつもと違う状況の時にアレルギー反応が起こってしまう場合があるという点です。
その為、念には念を入れて香料でアレルギー反応を起こすのか知りたい方は皮膚科で検査をすることをおすすめします。

安心して使える口紅を選ぶ2つのポイント

口紅の成分ポイント

科学合成された成分の種類を必ず確認しておこう

少なくとも、口紅を購入する際は化学合成された成分(タール色素や防腐剤など)が入っていないかはしっかりパッケージで確認をしておきたいものです。
口紅もメーカーや色味によっては何種類ものタール色素を配合している商品がありますから、それだけ色々な種類の化学合成成分が体内に入る可能性があると言えます。

また、口紅の成分は体内に入る以外にも皮膚から吸収されることも考えられます。
いわゆる色素沈着などがその代表例です。
一度、色素が沈着してしまうと中々薄くなりませんから、日常的に使うことの多い口紅だからこそ安心して使えるものを選ぶようにしたいですね。

香料記載がないものを選ぶのがベター

そして、無香料とされている口紅でも実は匂いを消す為に香料が配合されていることをご紹介しましたが、そうなると何が本当の無香料なのか解らなくなるという方もいます。
そんな場合、確実なのは「香料」とも「無香料」とも記載がない口紅を選ぶことがベターです。

何かしらの香料を配合している場合はその旨をパッケージに記載しなければなりませんから、その記載がないということはまさに「無」香料ということの証明です。
もしくは天然由来の香料を使っている旨が記載されている口紅を選ぶというのも良いかと思います。

まとめ

今回ご紹介した科学合成物質はあくまで最低限知っておきたいものをピックアップしたものです。
その為、もっと詳しく調べていくと他にも注意すべき成分は出てくるかと思います。
日頃から使う口紅だからこそ安心して使えるものを選ぶことができるよう、配合成分についてはしっかりチェックをしていきましょう。

なんか不健康そうに見える・・。口紅の発色を簡単に良くする3つの方法

口紅

せっかく選んだお気に入りの口紅は、きれいに発色して欲しいですよね。

しかし、見たままの色に発色しない、口紅を塗っているのに顔色が悪く見えてしまう、という方も多いのではないでしょうか。
今回は口紅の発色が悪いと周りからどう見られるのか、それから発色が悪い原因と発色を良くする方法を紹介します。







口紅の発色が悪いとどう見られる?

口元を美しく彩って、女性らしさや華やかさを演出してくれる口紅はメイクには欠かせないアイテムですよね。

口紅は塗ることで顔全体が引き締まり、顔色を良く見せてくれる効果があります。
では、口紅がうまく発色しない場合、周りからどのように見えるのでしょうか。
口紅がうまく発色していないように見える時は、もとの唇の色との違いが見られない時です。
他のメイクはきちんとしているのに口元が素の唇に見えると、顔に締まりがなくさびしい印象を与えます。

また、元の唇の色が薄めの方の場合は、血色が悪く不健康そうに見えてしまいます。
あえて素の唇っぽさを演出するメイク方法もありますが、日常的なメイクでは血色のある唇の方が明るく健康的な印象を与えます。
メイク効果が高い口紅には、きちんと発色させてその効果を十分に発揮してもらいましょう。

タイプによって変わる口紅の発色

シアー、セミマット、マットの違い

口紅の発色が悪くなる原因を紹介する前に、まずはおおまかに口紅のタイプを紹介していきます。
口紅は大きく分けてシアー、セミマット、マットの3つのタイプがあります。
シアータイプはツヤ感があり地の唇を透かしながら発色します。

軽い感触のシアータイプは口紅初心者さんにも使いやすく、カジュアルなシーンにぴったりなのですが、発色が弱く落ちやすいのが特徴です。
セミマットタイプはシアーとマットの間に位置し、しっかりとした発色ながらツヤ感もあり、少し地の唇が透けます。

シアータイプに比べると落ちにくく、カジュアルなシーンにもビジネスシーンにも使える万能タイプです。
マットはツヤがなくしっかりと発色し、ほぼ完全に唇の色を覆います。
マットタイプは一番落ちにくく発色がいいので、ビジネスやパーティなど華やかな場にぴったりなのですが、きちんとした印象が強いのでしっかりと塗ってしまうとカジュアルに使いこなすのが難しくなります。
シアー、セミマット、マットの順に発色が強くなり、落ちにくさもお化粧感も高くなります。

口紅の発色が悪い原因

唇の色は口紅を塗ったかのようにくっきりと濃い方から、薄くてあまり色を感じない方までおり、人によって大きく異なります。
唇に塗ることで本領を発揮する口紅は、元の唇の色と口紅の色が合わさった色が、仕上がりの色になります。

そのため口紅を選ぶ際には、自分の元の唇の色との相性が非常に重要です。
例えば白い画用紙にはどんな色を塗ってもはっきりと色がわかりますが、赤い色紙に赤を塗っても見えにくいですよね。

唇の色が薄めの方の場合は、口紅が見たままの色に発色しやすいのですが、濃いめの方の場合、シアーなタイプで軽めの色を選ぶと元の唇の色が勝ってしまい発色を感じにくいことがあります。
また、元の唇の色に近すぎても口紅の色が発色していないと感じやすいです。

それから口紅を塗る前にリップクリームなどを塗って下準備をする場合、たっぷりと保湿をするのはいいのですが、余分な油分をオフしないままに唇を重ねてしまうと、唇に色が密着せず色がのりにくい上に、口紅の色もちも悪くなってしまいます。

口紅の発色を良くする方法

口紅の発色をよくする方法3つあります。
口紅の発色が悪くなる原因を踏まえて、ご自分の唇に合った方法を試してみてください。

唇にきちんと色を定着させる。

口紅の発色を良くさせるためには、唇に色を定着させることが重要です。
口紅を塗る前に保湿をしたら、いったんティッシュで軽く唇を押さえて、余計な油分を取り除きます、そうすることで、唇に色がのりやすくなりますよ。

そして口紅を一度塗り、またティッシュで軽く押さえて余計な油分を取り口紅の色を唇に定着させます。
さらにもう一度口紅を重ねると、色もちと発色がよくなりますよ。

元の唇の色を薄くする。

唇の色がもともと濃く口紅の色が発色しにくい場合には、いったん唇の色を薄くしてから口紅を重ねることで発色をよくすることができます。
使うアイテムはコンシーラーやファンデーション、またはベージュ系の口紅です。
コンシーラーやファンデーションで唇の色を完璧に消してしまうと、くっきりと口紅を塗らなければ唇の印象がぼやけてしまうため、ベージュ系の口紅が普段使いにはおすすめです。
ベージュ系の口紅を塗ったら、一度ティッシュで軽く押さえて、好きな口紅を塗りましょう。
そうすることで、もとの唇の色に左右されずに口紅の色を楽しむことができますよ。

発色がいい口紅を使う

すでに紹介した通り、口紅にはおおまかに3つのタイプがあります。
シアータイプは軽い仕上がりで使いやすいのですが、発色が弱く落ちやすいのが特徴です。
そのため発色の悪さに悩んでいる方にはセミマット、マットタイプの口紅を使いましょう。
マットタイプは唇の色を完全に覆いお化粧感が強いので、バランスの良いセミマットタイプが普段使いにはおすすめですよ。

まとめ

口紅の発色が悪くなる原因と、発色を良くする3つの方法を紹介しました。
顔色を明るくしたり、華やかにしたりと口紅のメイク効果はとても高く、時に顔全体の印象をも左右し、女性の魅力をひきだしてくれます。
口紅の発色が悪く見える原因はひとによって違うので、ぜひご自分に合った方法でさまざまな色を楽しんでください。
また、普段使わない色や質感に挑戦することで、発色の悩みが解消されて新しい一面を発見することもありますよ。

口紅の塗り方1つで男受けが良くなる5つのポイント

女性にとって特別な存在の口紅。

口紅はさっとひと塗りするだけで顔全体の印象を引き締めて、女性らしさを引き出してくれます。

今回は口紅の基本の塗り方と、塗り方や色で変わる印象を踏まえたうえで、男性受けする口紅の色や塗り方を紹介していきます。







清潔感のある唇に。保湿で口紅を塗るベース作り

清潔感のある唇にするために、まずは保湿をして口紅を塗る下準備をしましょう。

口紅は塗るタイプにもよりますが、健康な唇に塗っても乾燥や皮剥けを引き起こす場合があります。

また乾燥した唇に口紅を塗ると、美しくするために塗ったはずの口紅が、逆に唇の乾燥を目立たせてしまうことがあります。

さらに、唇が乾燥していると口紅が密着しにくく色もちも悪くなってしまいます。

そのためしっかり保湿することで唇をトラブルから守り、滑らかに整えることで、口紅の密着力を高めることができます。

美しく清潔感のある仕上がりのためにも、口紅を塗る前は保湿をするようにしましょう。

保湿に使うアイテムはリップクリーム、ワセリン、シアバターなど、保湿ができればなんでもかまいません。

より美しい仕上がりを求める方には、口紅用の下地リップベースがおすすめです。

リップベースは保湿効果に加え、密着力を高める効果、発色を高める効果、にじみを防止する効果があります。

また、唇をしっかり保湿するには、塗る方向がポイントです。

唇に対して横に滑らすように塗るのではなく、縦にシワに沿って塗ることで、シワの間まで成分が行きわたりしっかりと保湿することができます。

そして保湿が終わったらティッシュなどで軽く押さえて、余計な油分をとりましょう。

余計な油分が残っていると口紅が上滑りして色がのりにくい上に、色もちが悪くなってしまうためです。

これで口紅を塗る下準備の完了です。

基本的な口紅の塗り方

それでは口紅の塗り方を紹介していきます。

基本の塗り方を抑えることで、さまざまなリップメイクが楽しめるようになります。

口紅を塗るときは、最初にリップラインをなぞるのが基本です。

口紅で直接リップラインをとっても構いませんが、リップブラシを使うと小回りがきいて細かい部分も塗りやすくなります。

よりきちんとした印象にする場合はリップライナーを使いましょう。

唇の輪郭が際立ち、立体感のある唇に仕上がります。

リップライナーを使う場合は、口紅の色と同系色を合わせるのが基本です。

リップラインはまず、上唇の山の間Vの部分を描きます。

一筆で一気に描くのではなく、左右の山から真ん中に向かってそれぞれラインを下げましょう。

中心は顔の真ん中に合わせるようにします。

そして上唇の口角から唇の山の頂点まで左右それぞれ上唇のラインを繋げます。

次に下唇の底、真ん中あたりにラインをひきます。

そして下唇の口角から真ん中に向かって左右それぞれ下唇のラインを繋げます。

こうすることで、左右対称の均整の取れたリップラインが引けます。

リップラインが引けたら、残りを塗りつぶします。

そしてティッシュで軽く唇を押さえ余計な油分をとり唇に色を定着させてから、さらにもう一度口紅を重ねて完成です。

なりたい印象を作る口紅の塗り方

口紅の塗り方を少し変えるだけで、顔の印象は驚くほど変わります。

リップラインは自分の唇のラインをなぞるのが基本ですが、リップラインを本来のラインから外側にはみ出させると、ふっくらとしたセクシーな唇になります。

リップラインを内側にすると、唇が引き締まり知的な印象に仕上がります。

また、唇の山をなだらかに描くと柔らかく親しみやすい印象に、シャープに描くとクールな印象に仕上がります。

先ほど紹介した基本の口紅の塗り方はビジネスシーンでも使える方法なのですが、それにプラスして輪郭を綿棒などでぼかすと、唇の形を美しく見せながら、きちんとしすぎた印象を和らげることができます。

もう少しカジュアルな印象にしたい場合は、唇の輪郭を取らずに口紅を塗ります。

その時、口紅をラフに塗り指でぽんぽんと色を広げると、カジュアルなファッションにも合うナチュラルな唇に仕上がります。

 

色で印象を演出する!色による印象の違い

口紅は色で、さまざまな印象を演出することができます。

誰でも使いやすいカラーは「ピンクベージュ」です。

「ピンクベージュ」は自然な唇の色に近いため、さりげなく女性らしい華やかな雰囲気を纏わせてくれます。

ビジネスからカジュアルまで幅広く使えて口紅初心者さんにもおすすめの色です。

同じベージュ系でも肌色に近いベージュや、黄みが強いベージュはモードで辛口な印象になります。

レッド系、オレンジ系のベージュは自然で温かみがあり、親しみやすい印象に仕上がります。

鮮烈な印象のレッドは、きちんとリップラインをとって塗るとセクシーに仕上がりますが、輪郭を取らずに指でぽんぽんと塗り広げると血色感のあるヘルシーな印象に。

ピンクは甘くてガーリーな印象なので、クールなファッションに合わせるとかわいらしさがプラスできます。

元気な印象のオレンジはポップで個性的。

ピンクとオレンジの間のコーラル系カラーは健康的で華やかな印象に仕上がります。

色だけでなく質感でも印象は大きく変わり、質感が軽くなるほどに唇の補正効果がなくなり、よりカジュアルな印象になります。

ファッションやシーン、季節に合わせて口紅を選ぶとメイクの幅がぐんと広がるでしょう。

男性受けのいい口紅を使ったリップメイク

さまざまな色が選べて楽しいリップメイクですが、男性受けを考えるときに気を付けたいのがいかに自然かです。

きっちり取ったリップラインや、はっきりとしたカラーの人工的な印象は苦手な男性が多いので、パーティなど特別なシーン以外では元の唇の色に血色を足した程度の色味を選んだ方がいいでしょう。

質感はマットよりは、自然なつやがあった方が唇がふっくらと見え、男性の目に魅力的に映ります。

ピンクベージュ、オレンジベージュ、レッドベージュなどベージュ系で色味が足された色は、上品でさりげなく女性らしさが演出でき、華やかな印象をプラスしてくれます。

リップラインを少し綿棒などでぼかして肌になじませると、より自然に仕上がります。

レッド、オレンジ、ピンクなど鮮やかな色は肌色を明るく見せてくれます。

ですがしっかりと色を塗ってしまうとナチュラルな印象から遠ざかるで、使う場合は輪郭を取らずにぽんぽんと塗り広げるか、透明感のあるシアーなタイプの口紅を選ぶと肌色になじんでかわいく自然に使えます。

鮮やかな色の中では、コーラル系のカラーが親しみやすさと女性らしさを演出できるのでおすすめです。

まとめ

唇は顔の印象を左右する重要なパーツです。

口紅を塗る前に唇が乾燥していないか確認してみてください。

唇がうるおって健康的だと、それだけで清潔感を演出することができます。

さらに口紅で自然な血色感をプラスして、きちんとしすぎないリップラインでナチュラルに仕上げると、男性に好印象を抱いてもらうことができるはずです。

口紅は女性の心強い味方でもありますが、自分の定番の色ややり方が決まってしまうとそればかりやってしまいがちですよね。

いろいろな色やリップラインの形、塗り方を試してみることで、新しい自分を発見でき、自分の顔にはどんなリップメイクが似合うのか知ることができます。

ぜひいろいろ試してみてください。

その口紅本当に似合ってる?自分にぴったりな口紅の選び方を紹介!

新しい口紅を買ったはいいものの、使ってみたら思っていたより似合わなかったという経験はありませんか?

自分で気づくこともありますが、第三者から言われてはじめて気づいたという方もいると思います。

自分に合う口紅の選び方を知っておかないとこの失敗は何度も繰り返してしまいます。

そこで今回はありがちな口紅選びの失敗パターンのほか、自分にぴったりな口紅の選び方についてご紹介します。

似合わない口紅を使っていると・・

似合ってない口紅だと印象が極端になりがちになることも

自分に合った色の口紅を選ばなかったことで、口紅の色が派手な印象だけが残ってしまうというパターンがあります。

これは赤など濃いめの口紅を選ぶ時にありがちなパターンで、ついついその場の勢いで購入した場合などによく耳にします。

その逆で、塗った口紅の色味がいまいちパッとしないというパターンもあります。

一見誰にでも合いそうなベージュ系のヌーディカラーだからこそ、選ぶ時に慎重に選ばないとその口紅の魅力が引き出せないということもあるようです。

口紅が合わないと格好悪い!

赤やボルドー系など濃い色の口紅は服装に合っていないとそれだけでコーデを台無しにしてしまうことがあります。

これらの色の口紅は女性らしさを出してくれたり旬を感じさせる色ですが、はっきりした色であるだけに使いどころや服装に合っていないとセンスが悪く見えてしまう原因となってしまうのです。

こういった理由から濃い色の口紅は敬遠する女性もいますが、上手に使えば普段のコーデを華やかにしてくれる色です。

試す前から諦めずに是非、自分に合う色味の口紅探しをしてみましょう。







老けて見られてる

メイクをすると何故か老けて見られるという女性はいますよね。

悲しいことに口紅一つでそういった印象を持たれてしまうことがあるのも事実です。

この悩みはボルドー系や赤系統の深い色味の口紅を使っている方からよく耳にします。

口紅の色味はメイクの雰囲気を左右することもあるので、濃い色味の口紅を選ぶ時も老けてみられることがないか慎重に選ぶ必要がありますね。

誰でも一度は通る道?選んだ口紅が似合わない3つの原因

口紅の色と服装、バランスが取れていますか?

トータルコーディネートで見た時にどこかちぐはぐな印象を感じる時は、口紅を変えるだけで印象が変わることもあります。

という事は、その時のメイクで口紅だけがコーデの中で合っていないということです。

その人によって定番の口紅の色は概ね決まってはいますが、赤と一口に言っても「濃い赤」「トーンの明るい赤」「トーンの暗い赤」「ラメ感のある赤」など色々な赤があるので、その時のコーデに合った口紅か考える必要性があります。

その為、自分のマイカラーが決まっていてもオンオフでの切り替えができるように何本か違う系統の口紅を持っていると良さそうですね。

雰囲気に合わせた口紅を選べて初めてコーデが完成する

自分に合っている色味の口紅を使っていても、TPOに合っていないと例えば、華やかなメイクが好まれる職場もあれば、中には控えめなメイクが好まれる雰囲気の職場があるように口紅の色もTPOに合わせて使い分ける必要があります。

プライベートであっても、デートの行き先によっては口紅やメイク全体の印象を考えたりする必要があるはずです。

口元は視線がいきやすいパーツの一つですから、その場の雰囲気に合ったものを選ばないとコーデが完成されていたとしても場から浮いてしまうような印象を持たれてしまうこともあります。

肌に合った口紅でないとしっくり馴染まない

服装と場、そしてもう一つ大切なのが自分の肌に合っている口紅を選べているかということも大切なポイントです。

自分の肌に合っている口紅でないと、例え服装と場に合っている色味の口紅だとしても前述でご紹介したように口紅の印象だけが変に残ってしまい、しっくり馴染まないことがあります。

でも、今ご紹介した内容は誰しもが口紅選びで大体一度はやってしまう落とし穴とも言えますからご安心ください。

自分に合った色味の口紅が選べるよう、この後で順番に口紅の選び方についてご紹介していくので是非参考にしてみてほしいと思います。

順番に決めていけば似合う口紅が絶対に見つかります!

自分がどんな場面で使う口紅なのかイメージしよう

まず、自分がどんな場面で使う口紅なのかを考えるところからがスタートと言えます。

プライベートとオフィスの兼用でできる色が良いのか、はたまた完全にオフィス用の色が良いのかで選べる色味は決まってくるはずです。

華やかなメイクをする方が良い職場もあれば、中には控えめなメイクが好まれる雰囲気の職場もあるのでTPOに合わせた色味について考えてみましょう。

華やかなメイクであれば選べる色味の幅も広がりますが、控えめなメイクの方が良い場合はピンク、ベージュもしくはオレンジでも落ち着いた色味の口紅もあるので色々比較してみるのも楽しいかと思います。

服装と合っている色味の口紅かも考えよう

概ね口紅の色が決まったところで、自分の着る服装と合う色味なのかについても考えてみましょう。

少し極端な例ですが、手持ちの服が淡いパステルカラーばかりなのに、メイクだけ赤い口紅や濃いアイシャドウだとちぐはぐなコーディネートになってしまうと思いませんか?

その為、自分の手持ちの服ないしは職場の制服と合わせた時に浮かない色味の口紅がどんなものか考える必要があります。

適当なコーディネートをするとちぐはぐな印象や不自然な印象を持たれるだけではなく、自分自信がその一日を適当な日でいいと決めてしまったのと同じです。

そうならないようにしっかりと普段の自分に合った色が4色の中でどれなのか考えてみましょう。

パーソナルカラー診断をヒントにしてみよう

ここまでしっかり考えたところで、今回購入する口紅の色がぶれることもないかと思います。

ですが、前述で一口に赤といっても色々な赤があるように、肌の色味などによって似合う赤もあれば、しっくりこない赤もあります。

そこで一度は耳にしたことがあるかと思いますが、肌の色味で自分に似合う色味を探してみましょう。

一番簡単なのがネットですぐにできる「パーソナルカラー診断」です。

いくつかの質問に答えるだけで、春夏秋冬の4つの各グループに合う色味を診断してくれます。

パーソナルカラー診断の結果は口紅の色味だけでなく、服の色をコーディネートする参考にもできるので是非日頃のトータルコーディネートにも取り入れてみてほしいと思います。

基本の色味は指の色でも判断できる

また、指の色味で自分に合うオーソドックスな口紅の色味を見つける方法もあります。

親指を外に出した状態で手にぎゅっと力を入れ、親指の先にも力を入れてみてください。

その時、親指の先端の色が濃くなる筈です。

その時の親指の色味が自分の肌と違和感なく馴染む色だとされています。

実際にやってみたのですが、私はオレンジ寄りで家族はピンク寄りの色になりました。

この方法は自分自身が口紅を選ぶのにも使えますし、友達や家族のプレゼントに口紅を選びたい時にも外さない色の口紅を選ぶことができるので重宝できます。

まとめ

基本の4色の中から自分に合う色味の口紅を見つけるところまでは何とかなっても、そこからTPOや服装などにも合った最高の一色にたどり着くまでが口紅選びの難しいところかもしれません。

でも、その最高の一色は貴方の顔を華やかにしてくれる最高の口紅でもあります。

一目惚れやその場の勢いでうっかり購入をせず、じっくり考えて自分にぴったりな口紅を見つけてみてくださいね。

 

何故口紅はすぐ落ちてしまうの?口紅の持ちを良くする5つの方法とは

気が付くと口紅が落ちてしまっていた、という経験はありませんか?

きれいに色が無くなっていたらまだ良くて、中途半端に剥げてしまうと格好がつきませんよね。

今回は口紅が落ちる原因と、口紅の色もちを良くする方法を紹介します!







口紅が落ちる理由とは

気が付くと落ちてしまっている口紅、なぜ口紅はこんなにも簡単に落ちてしまうのでしょうか。

口紅が落ちてしまう原因を見ていきましょう。

口紅は油で落ちてしまう!

多くの口紅は顔料や色素など色を作る成分と、唇に色を密着させて口紅の質感を作る油分、それから酸化防止剤などの添加物からできています。

メイククレンジングを思い出していただくとわかりますが、油は油で落ちますよね。

つまり、口紅は油分に弱く食事を摂る時などに唇に油分がつくと口紅が浮き上がり、落ちやすくなってしまいます。

また、口紅は油分が多いほど唇との密着力が下がります。

口紅は大まかにシアー、セミマット、マットの3つのタイプ分かれていて、これらは「シアー<セミマット<マット」の順に顔料、色素の割合が高くなり、油分の割合が少なくなります。

油分が多く色素が少ないシアータイプやセミマットタイプは使用感がよく、使いやすいため人気が高いのですが、油分が多いと仕上がりが軽い分、密着力が弱く落ちやすくなってしまうのです。

また、口紅を塗る前にリップクリームなどで保湿をするのはいいのですが、たっぷりと塗りすぎてしまうと、その油分が色持ちを悪くする原因になります。

触れたり擦れるだけで落ちてしまうことも

もうひとつ口紅が落ちる原因になるのが摩擦です。

メイクは1日ごとに落として、また新しくメイクをするのが一般的ですよね。

口紅は落とすことを前提に作られているため、唇の表面に色がのっているだけの状態です。

そのため触れたり、擦れるだけで色が取れていってしまいます。

唇を擦り合わせる癖がある、唇に触れる癖がある、カップやペットボトルに唇が触れる機会が多い方は、口紅が落ちやすくなってしまいます。

唇の状態によって色持ちが異なることも

口紅の色持ちは唇の状態にも左右されます。

唇が乾燥していたり皮剥けしていると口紅の密着力が弱くなり、口紅が落ちる原因になってしまいます。

そのため、日頃からしっかり保湿・ケアをする必要があります。

唇はお肌よりも敏感で繊細な部位のため、お肌以上に気をつけるようにしましょう。

口紅の色持ちを良くする5つの方法

口紅が落ちてしまう原因がわかったら、次は口紅の色もちを良くする方法を見ていきましょう。

唇のコンディションを整える

口紅の色持ちをよくするためには、まず唇のコンディションを整えておくことが重要です。

唇が乾燥したり荒れたりしていると、口紅のノリも色持ちも悪くなるためです。

先ほど口紅は摩擦に弱いことをお伝えしましたが、唇自体が摩擦に弱く、乾燥や荒れる原因になります。

口紅を塗っていない時でもなるべく触らず、擦り合わせたり舐めたりしない方が健康な唇を保つことができます。

そして口紅を塗る前にはリップクリームなどで保湿しておきましょう。

保湿をしておくと、唇を乾燥から守るうえに表面を滑らかに整えてくれるので、口紅の色がのりやすくなります。

また、口紅用の下地を使用すると保湿効果に加えて、にじみにくくなり色持ちや発色もよくなります。

より美しい仕上がりを目指したい方には、口紅用の下地がおすすめです。

そして保湿するときに気を付けたいのが油分です。

口紅を塗る前に油分が唇にたっぷり残っていると、ノリも色もちも悪くなってしまいます。

リップクリームなどを塗った後は、1度ティッシュで唇を軽く押さえて余計な油分を吸い取っておきましょう。

リップクリームを塗った直後にすぐ油分を取ってしまうのは不安という方は、メイクをはじめる前に唇の保湿まですべて済ませておいて、なじませておきましょう。

ティッシュで押さえて口紅の色を定着させる

口紅の塗り方をちょっとだけ工夫すれば色をしっかり定着させることができ、色落ちを軽減させることができます。

方法としては、いつも通り口紅を塗ったら、1度ティッシュで軽く押さえて口紅に含まれている油分を吸い取ります。

そうすることで色だけが唇に残り、しっかり定着させることができます。

そして、もう1度口紅を塗ると、色や質感を損なうことなく落ちにくいリップメイクを作ることができます。

色持ちが良い口紅を新しく買う必要もなく、手軽にできる方法なので覚えておくといいかもしれません。

フェイスパウダーで唇の表面をさらさらにする

別の方法として、口紅の油分をフェイスパウダーで押さえることで、色落ちを防ぐことができます。

やり方は、口紅を塗ったらティッシュで唇を押さえ、ティッシュの上からブラシなどでパウダーを重ねます。

ティッシュの上からパウダーをのせることで、フェイスパウダーの付けすぎを防ぐことができます。

このままだとちょっとマットな仕上がりになってしまうので、ツヤが欲しい場合はもう一度口紅を重ねましょう。

リップペンシル(リップライナー)で唇を塗りつぶす

リップペンシルを使うことで、より落ちにくいリップメイクができます。

口紅と同系色のリップペンシルで唇を塗りつぶしてから、口紅を重ねる方法です。

リップペンシルは通常、唇を縁取るための道具で、油分が少ないのが特徴です。

そのため、口紅に比べて色落ちしにくいです。

このようにリップライナーを口紅の下に仕込むことで、色持ちがぐんとよくなります。

リップコートを使う

落ちにくい口紅じゃなくても色を落ちにくくするリップコートを使用することでも色持ちを良くすることができます。

口紅の質感が変わる場合もあるので、商品の説明をよく読んでから選んでみてくださいね。

まとめ

口紅を美しくキープするための方法を紹介しました。

口紅の質感は、リップメイクの仕上がりを左右する重要なポイントです。

口紅に合ったやり方を選ぶことで、質感を維持しつつ長持ちできれいな満足のいくリップメイクに仕上がります。

しかし、こうしたテクニックも重要ですが、一番重要なのは唇のコンディションを良くすることです。

日頃からしっかりリップケアをしてあげて、色持ちの良い唇を手に入れましょう。

また、唇を触る、擦り合わせる、舐めるなどの癖をやめると、リップメイクがキープできるだけでなく唇の乾燥や荒れを防ぐことができます。

少し手間を加えたり、気を付けるだけでうっかり色落ちを防ぐことができるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

リップコスメの知識で不安な人必見!知って得するリップやグロス、ルージュの由来と役割

女性はコスメの名前を省略した呼び方で呼ぶことが多いです。

例えば「ファンデ」「シャドウ」「リップ」など、本来は正しい呼び方がありますが、省略した呼び方でも十分相手に伝わります。

しかし、唇用のコスメに関しては種類も多く、呼び方だけでなく役割も混同しやすいものです。

そこで今回は唇用の代表コスメの正しい呼び方とその役割の違いについてまとめてみました。







リップと名のつく唇用コスメはいっぱいある

リップの元祖と言えばリップクリーム

まず始めに「リップ」とつくものはリップクリーム、リップティント、リップグロス、リップバームとすぐ思いつくものだけでもこんなに出てきます。

この中で私達がリップとして呼ぶコスメは基本的に「リップクリーム」のことです。

リップクリームが出た当時はリップティントやリップグロスはまだ発売されておらず、リップと呼ぶコスメはリップクリーム以外になかったことがその由来かと思われます。

その背景もあってリップティントなどは混同しないようにティント、と省略されているようですね。

今でこそリップクリームにも色がつくものなど種類も増えてきていますが、そちらも「カラーリップ」と省略されていたり「色付きリップ」と呼ばれることもあります。

リップを毎日使ったほうが良い2つの理由

そしてリップの主な役割は2つあり、その内の1つは唇を乾燥から守る「保湿」です。

唇の皮膚は人体の中でもデリケートな部位なので乾燥もしやすく、保湿をしないとひび割れてしまうこともあるので日頃からケアが必要なのです。

もう1つの役割は紫外線からの「保護」です。

デリケートな部位ですから紫外線の影響も受けやすく、何もしないと紫外線により乾燥以外にも唇のシワやシミに影響する場合があります。

中でも医薬品として販売されている薬用リップに関しては、ビタミンが配合されているなど特に唇の保護に特化した配合が為されています。

少しでも唇に乾燥の傾向が見られた場合はこういった薬用リップで早めにケアすることもおすすめです。

リップはこういった唇のトラブルから守る為に、日頃から使用するアイテムであったりメイクの下地としても用いられるコスメなのです。

リップはちょっとしたナチュラルメイクにもおすすめ

そして唇の保護以外にも、カラーリップが登場したことでほんのり色づいた唇を演出するナチュラルメイクに取り入れる方もいます。

口紅のようにはっきりと色がつくものではありませんが、逆にその特徴を利用してTPOに合わせたメイクが可能です。

リップことリップクリームは進化したことで、唇の保護からちょっとしたメイクまでカバーできるコスメでもあります。

また、お値段も他の唇用コスメと比べて安価であったり、医薬品として販売されているものがあったりという点もリップの特徴と言えますね。

同じリップコスメでもバリエーションが豊富なグロス

リップグロスの持つ「グロス」の意味とは?

次にご紹介するグロスですが、本来は「リップグロス」が正しい名称です。

特徴としてはリップと比べてカラーバリエーションが豊富で、デザインもチップブラシを用いるスティックタイプやパレットタイプ、そのまま塗れるチューブタイプなど様々なものがあります。

そして、リップグロスの「グロス」には「艶」という意味があり、唇にツヤ感を与えることを目的として生み出されたコスメとも言えます。

発売当初は、唇の印象を変えてキスしたくなる唇やモテる唇を作れると爆発的な人気を誇ったコスメでした。

現在のグロスはツヤ感を出す以外の魅力的な点が女性の注目を集めていますので、そちらについても後ほどご紹介したいと思います。

貴方はリップグロス派、それともリップティント派?

ちなみに韓国で話題を呼び、日本でも人気のあるティントこと「リップティント」とグロスの違いですが、ティントの場合は唇の持つ水分量、温度によって塗った人により色味が異なるという点があります。

グロスの場合は塗り方で差をつけなければならないところが、ティントの場合は塗るだけでオリジナリティが出るということですね。

そして、ティントは唇の奥に浸透して発色する仕組みなのでグロスよりも落ちにくいという点も女性に人気が出た理由の一つです。

ただしそれだけメイクオフの際には気をつける必要もあるので、メイク時の保ちを選ぶかメイクオフの手軽さを選ぶか好みの分かれるところです。

ぷるぷるの唇が作れるグロスならではの魅力

リップグロスの主な役割は3つあり、1つは先ほどご紹介した唇にツヤ感を出すというものですが、この特性を使って「立体感を出す」というのもグロスだからこそ出来る持ち味と言えます。

ツヤが出るということはその部分はとても明るく見える部分ということでもあります。

そこでグロスを塗って明るく見える部分と、何もせずにやや暗く見える部分で強弱をつけて立体感が出せるのです。

グロスが発売された当初は唇全体に塗って、ツヤ感を出すことが流行とされていましたが、現代ではうるうるのツヤ感だけでなく立体感を出してぶるんとした唇を演出することが主流となっています。

オシャレな女性はグロスを下地に使ったアレンジメイクに挑戦

グロスにはカラーバリエーションが豊富であることをご紹介しましたが、ピンクやオレンジなど以外にも透明のグロスが注目されています。

それはブルーグロスやイエローグロス、見た目は色がついているように見えて塗るとほぼ透明のグロスです。

しかし、このグロスを口紅の下地に使うことで、口紅本来が持つ色味のトーンを変える効果が期待できます。

例えば暖色の口紅の下地にブルーグロスを使うと反対の色味なのでトーンを下げる効果があります。

このようにいつもの口紅の雰囲気を変えたいという時にも使えるのがこのグロスの持ち味です。

この透明グロスはRMKなど人気のコスメブランドでも展開されており、カラーバリエーションが豊富なグロスには「下地に使うことで雰囲気を変える」役割もあることが解ります。

さらに、口紅本来の色味を保ちつつツヤ感だけが欲しい時は、本当に透明のグロスを下地として使うことで、唇を保湿しつつツヤ感のみを得ることができます。

特に、美容成分が含まれているグロスを使うと、唇の乾燥やシミなどのトラブルを改善・予防することもできます。

メイクしてるのに乾燥の予防もできるのはなんだか得した気分になりますね。

口紅とルージュは同じコスメじゃないの?

実は国によって色々な口紅の名称がある!

リップとつく名前のコスメが混同しやすいように、口紅とルージュも混同されやすいコスメです。
そこで、この2つの違いについても調べてみたのですが、どうやら国によって認識が異なることが解りました。

一番解りやすい例として、フランスでは赤い色のことを「ルージュ」と呼び、赤を塗るということで口紅もチークもルージュと呼ぶ場合があるそうです。

ただし今では区別しやすいようにそれぞれを唇のルージュ、頬のルージュと呼び分けるのが一般的ではあります。

この考えが日本に伝わった時に意味合いが混ざり、日本の場合は色味に関わらずに口紅=ルージュという呼び方が定着したものと考えられています。

もし、この文化の交流がなければ、日本では口紅のことをルージュと呼ぶこともなかったでしょうし、かの名曲「ルージュの伝言」も生まれていなかったかもしれませんね。

進化した口紅、リキッドルージュの魅力

本来、口紅は発色の良さからしっかりしたメイクをする時に使用する為のコスメという認識を持つ方が多いと思います。

そして、日本では口紅とルージュは同じものとして定義されていますが、昨今になり「リキッドルージュ」というコスメの登場で新しい展開を見せています。

リキッドルージュですが今までの口紅と全く異なるテクスチャで、グロスに近いテクスチャのコスメです。

それに口紅の鮮やかな発色が加わり、まさに双方の良いところどりのコスメと言われています。

また、グロスでは保ちが気になるという声も多かったのですが、その点も改良されているので非常に使いやすいコスメです。

リキッドルージュを展開しているコスメブランドは多く、デパートコスメからドラッグストア御用達のものまで様々あります。

グロスと口紅で使い分けている方などは是非この機会にリキッドルージュを試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

こうして比べてみるとコスメにはそれぞれの正しい呼び方と共に正しい役割があることが解ります。

また、海外で話題のコスメが逆輸入されていることや、リキッドルージュのように新しいコスメが開発されることを考えると、これから先もリップコスメだけに限らず様々なコスメが登場する未来が予想できます。

だからこそ、それぞれのコスメが持つ正しい役割と使い方をしっかり知ったうえで、いつものメイクやアレンジに取り入れていきたいですね。